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下流志向~学ばないこどもたち 働かない若者たち~


内田 樹 (著)
出版社: 講談社 (2009/7/15)

またまた内田先生のご著書。本書は2005年の著者の講演に基づくものだが、今でも本書で指摘されている状況は変わっていないと思われる。

目次
第1章 学びからの逃走
第2章 リスク社会の弱者たち
第3章 労働からの逃走
第4章 質疑応答

学ばない子どもたち、働かない若者たちの出現は、ビジネス至上主義とでもいうイデオロギーの問題だという。私たちは「消費者マインド」にどっぷりつかって物事を考えてしまう。「こんなことを勉強しても役に立たない」「自分の能力に見合う仕事がない」とボヤくのは、消費者として「勉強の対価」「労働の対価」を得ようとしているから。勉強って、そもそも義務じゃないよね?労働って本質はお金を得ることじゃないよね?ということをみんなが忘れてしまっているというのだ。

ああ、その通り、とても鋭い切り口!と腑に落ちた。子供を持つ親としては、学ばない、働かない、そんな社会の弱者に自分の子供をしてはいけない、と強く思ったのでした。

直接主題と関係ないのだけれど、最後に内田先生がご自分の夢として「寺子屋のような道場を持ちたい」と語っているのにとても惹きつけられた。以下引用。
「武道で身を立てたいという若者がいたら、なんとか自立できるように世話を焼いてあげる。どうも家にいづらいという子どもがいたら道場に止めて、ご飯を食べさせて、代わりに相似や家事の手伝いをさせて書生として使う。学問がしたいという子どもがいたら、哲学も文学も教える。・・・そんな開かれた場所を作りたいと思っています。」

私もそういう場所を持って人の世話を焼けるようになりたいなあ。
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*Comment

なるほど 

ブログ拝見しました。
「何のために勉強するのか?」
大切ですよね。

正解はないけれど、考えることの大切さ重要ですよね。
ブログ発信ありがとうございます。参考になりました。

くま

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